アキュテイン・ロアキュタンとは?イソトレチノインとの違いを医師が解説

2026.09.05   2026.09.06
アキュテイン・ロアキュタンとイソトレチノインの違いを医師が解説

「アキュテインが欲しい」「ロアキュタンは日本で買えるの?」というご相談をよくいただきます。先に結論をお伝えすると、アキュテインもロアキュタンも、イソトレチノインという同じ成分のお薬です。名前が違うのは商品名(ブランド名)が違うだけで、効き方も注意点も基本は同じです。この記事では、名前の整理から日本で処方を受ける方法までを医師が解説します。

目次

結論:アキュテイン=ロアキュタン=イソトレチノイン

お薬には「成分名」「商品名」があります。たとえば頭痛薬の「ロキソニン」は商品名で、成分名は「ロキソプロフェン」です。それと同じで、「イソトレチノイン」が成分名、「アキュテイン」「ロアキュタン」は商品名です。

アキュテイン・ロアキュタン・イソトロインはすべてイソトレチノインという同じ成分の商品名であることを示す図
名前種類主に使われている地域ひとこと
イソトレチノイン成分名世界共通日本ではこの名前で呼ばれる
アキュテイン(Accutane)商品名アメリカ先発品は販売終了。同成分の後発品が続いている
ロアキュタン(Roaccutane)商品名ヨーロッパ・オーストラリアなどアキュテインと同じ製薬会社の海外向け名称
イソトロイン、アクネトレントなど後発品の商品名インドなど個人輸入サイトでよく見かける名前

どの名前でも中身はイソトレチノインです。ネット上の体験談で「アキュテインは効いたけどイソトレチノインは……」といった比較を見かけますが、成分が同じなら、効き方の差は「用量」と「品質管理」と「飲み方」で決まります。名前の差ではありません。

なぜ日本では「イソトレチノイン」と呼ぶのか

日本では、この成分のお薬が国の承認を受けていません(未承認薬)。承認されたお薬には日本での商品名がつきますが、未承認のため日本語の商品名が存在せず、成分名の「イソトレチノイン」で呼ばれています。

未承認と聞くと不安になるかもしれませんが、海外では30年以上、重症ニキビの標準的な治療薬として使われてきた実績があります。日本で承認されていない理由は、安全性の問題というより、製薬会社が日本で承認申請を行っていないという制度上の事情です。詳しくは「皮膚科で処方されない理由」の記事をご覧ください。

効果と副作用は同じ?——「同じ成分」でも差が出るところ

成分が同じなら、期待できる効果も起こりうる副作用も同じです。乾燥や皮むけが出やすいこと、妊娠中は絶対に服用できないことも共通です。ただし、次の3点は製品や入手方法によって変わります。

① 用量の決め方

イソトレチノインは体重と症状に合わせて用量を決めるお薬です。同じ「20mg」でも、体重50kgの方と80kgの方では意味が変わります。個人輸入では自分で用量を選ぶことになりますが、多すぎれば副作用が強く、少なすぎれば再発しやすくなります。

② 品質と保管

海外の後発品は製造元がさまざまで、個人輸入サイトでは製造元・有効期限・保管状態を確認できないことがあります。イソトレチノインは光と熱に弱い成分で、輸送中の温度管理も品質に関わります。

③ 困ったときに相談できる相手がいるか

この薬はほとんどの方に何らかの副作用が出ます。「これは想定内か、やめるべきか」の判断は自己判断が難しいところです。医師の処方であれば、服用中の相談や用量の調整ができます。ここがいちばん大きな違いです。

「アキュテインが欲しい」というご相談で構いません。当院ではイソトレチノインをオンライン診療で処方しています。用量の決め方や副作用の不安も、診察のなかでご説明します。

・来院不要、スキマ時間でオンライン診察
・診察代・送料0円、費用はお薬代のみ
・医師が症状に合わせて用量を調整
・お薬は最短当日発送、自宅へお届け

「アキュテイン 通販」で探している方へ

検索すると個人輸入の代行サイトが多く出てきますが、医薬品の個人輸入は「自己責任」が前提で、副作用が出ても国の救済制度の対象になりません。加えて、偽造品や品質不明の製品が混ざるリスクも指摘されています。

「安く手に入る」ように見えて、実際は次のような負担が隠れています。
・用量を自分で決めるため、効かない・副作用が強いのどちらかに振れやすい
・妊娠に関する確認が行われない
・副作用が出たときに相談する相手がいない
・届くまでに時間がかかり、途中で切れると再発しやすい

日本国内で医師の診察を受けて処方を受ける場合、当院では診察代・送料0円、1ヶ月あたり4,500〜6,500円です。個人輸入と極端な価格差があるわけではありません。詳しくは「イソトレチノインのオンライン処方」のページをご覧ください。

日本でアキュテイン(イソトレチノイン)の処方を受けるには

未承認薬のため、保険診療を行う一般の皮膚科では処方されません。処方を受けられるのは、自由診療としてイソトレチノインを扱っている医療機関です。

① 自由診療の皮膚科・美容クリニックで受診する

通院が必要ですが、対面で肌を診てもらえます。血液検査をその場で受けられる医療機関もあります。

② オンライン診療で処方を受ける

スマートフォンで医師の診察を受け、お薬を自宅に届けてもらう方法です。通院の時間が取れない方、近くに扱っている医療機関がない方に向いています。当院ではLINEでのご相談から、問診・診察・発送まで来院なしで完結します。

どちらの場合も、妊娠の可能性の確認、持病や服用中のお薬の確認、用量の決定を医師が行います。「アキュテインが欲しい」というご相談で構いませんので、まずは状態をお聞かせください。

よく混同されるお薬——「レチノイド」はどれも同じではありません

アキュテインについて調べていると、似た名前のお薬が出てきます。いずれもビタミンAの仲間(レチノイド)ですが、使い方も強さもまったく別物です。

名前種類使い方ひとこと
イソトレチノイン
(アキュテイン・ロアキュタン)
飲み薬重症ニキビに内服皮脂の分泌を根本から抑える。医師の管理が必要
アダパレン
(ディフェリン)
塗り薬ニキビに外用日本で保険適用。皮膚科で処方される
トレチノイン塗り薬シミ・小じわ・ニキビ跡に外用美容皮膚科で使われる。飲み薬ではない
レチノール化粧品成分美容液・クリーム市販品。医薬品ではない

とくに「トレチノイン」と「イソトレチノイン」は名前が似ていますが別のお薬です。塗るトレチノインで効果がなかったからといって、イソトレチノインが効かないわけではありません。逆も同じです。

よくある質問

Q. アキュテインとロアキュタン、どちらが強いですか?

同じ成分・同じ用量なら、強さは変わりません。違いは商品名と販売地域だけです。強さを決めるのは「1日あたりの用量」と「服用期間」です。

Q. アキュテインは販売終了したと聞きました。

アメリカで先発品として売られていた「アキュテイン」は販売を終えています。ただし同じ成分の後発品は世界中で使われ続けており、治療そのものがなくなったわけではありません。日本で処方されるイソトレチノインも、この後発品にあたります。

Q. 日本で買えますか?

薬局やドラッグストアでは買えません。医師の診察を受けて処方してもらう形になります。当院ではオンライン診療で処方しています。

Q. ジェネリック(後発品)でも効きますか?

成分と用量が同じであれば、効果は基本的に同じです。大切なのは「どこで作られ、どう保管されたものか」が分かることです。当院では国内の流通経路で管理されたものをお届けしています。

Q. 保険は使えますか?

日本では未承認薬のため、保険は使えず自由診療になります。当院の料金は1ヶ月あたり4,500〜6,500円で、診察代・送料は0円です。

Q. 未成年でも処方してもらえますか?

成長期の骨への影響を考慮する必要があるため、当院では未成年の方への処方は慎重に判断しています。まずはご相談ください。

まとめ

・アキュテイン、ロアキュタン、イソトレチノインは同じ成分の別名
・日本では未承認のため成分名で呼ばれ、保険は使えない
・効き方の差は名前ではなく「用量・品質・医師の管理」で決まる
・「アキュテイン 通販」の前に、医師の処方という選択肢を知っておいてください

海外で処方を受けていた方が、日本で続けたい場合

留学や駐在先でロアキュタンを処方され、帰国後に途中でやめざるを得なくなった、というご相談も少なくありません。イソトレチノインは合計してどれだけ服用したかが結果に関わるお薬なので、途中で切れるのはもったいない状況です。

当院では、海外で使っていた用量とこれまでの期間をお伺いしたうえで、続きの処方をご相談いただけます。お薬の箱や処方内容が分かるものが残っていれば、写真でお送りください。

ネットの体験談を読むときの注意

「アキュテイン 体験談」で検索すると、海外の方の記録や個人輸入で試した方のブログが多く出てきます。参考になる部分もありますが、用量・体重・服用期間が書かれていない体験談は、自分に当てはめないでください。同じ「効いた」「効かなかった」でも、条件が違えば意味が変わります。

とくに「高用量で短期間」の体験談は、副作用のつらさも強く出ていることが多く、それが「この薬は怖い」という印象につながりがちです。実際には、低めの用量で期間をかける進め方もあり、どう進めるかは医師と相談して決められます。

料金表|イソトレチノインの用量別の値段を見る
10mg・20mg・40mgの月額と、まとめ購入の総額を一覧にしています。診察料・送料は0円です。

あわせて読みたい

イソトレチノインの通販・個人輸入は危険?法律と3つのリスクを医師が解説
法律上の扱いと、すでに個人輸入で飲んでいる方の切り替え方をまとめています。

イソトレチノインは何ヶ月飲む?やめたら再発する?期間と終わり方を医師が解説
「期間より合計量」という考え方と、やめる前の選択肢を解説しています。

イソトレチノインの値段・費用はいくら?1ヶ月・1クールの総額と保険の扱いを医師が解説
用量別の料金、1クールの総額、費用を抑えるコツを解説しています。

イソトレチノインが皮膚科で処方されない理由【医師解説】
未承認薬になっている制度上の背景を解説しています。

イソトレチノインとは?効果・副作用・妊娠への影響を解説
お薬の全体像を知りたい方はこちら。

イソトレチノインの副作用は?症状別の対処法と相談の目安
乾燥から血液の数値まで、部位別・時期別の対処法。

イソトレチノインのオンライン処方|流れ・費用・注意点
オンラインで処方を受ける流れと費用。

イソトレチノインのオンライン処方|料金・用量と診察の流れ
10mg・20mg・40mgを医師が調整。1ヶ月4,500〜6,500円、診察代・送料0円。

この記事の監修者

中山 樹 医師
Itsuki Nakayama

資格
日本美容外科学会員/内科学会員/産業医テストステロン治療認定医/再生医療抗加齢学会正会員/日本再生医療学会正会員/厚労省指定オンライン診療研修修了 等

ダイエット診療のプロ
監修医師 中山樹

目次
LINEで簡単オンライン診療
LINEで簡単オンライン診療