ミノキシジル内服(ミノタブ)の副作用は?動悸・むくみ・多毛の頻度と、飲めない人・相談すべきサインを医師が解説

2026.10.23  
ミノキシジル内服 副作用

「ミノキシジルの飲み薬って、心臓に負担がかかるって聞いたけど大丈夫ですか?」
「飲み始めてから、腕やひげまで濃くなった気がします。このまま続けていいの?」

ミノキシジルの内服薬(いわゆる「ミノタブ」)をお出しする前後で、もっとも多くいただくのがこうした副作用についてのご質問です。髪を増やす力が期待できる一方で、もともとは血圧を下げる薬として作られた成分なので、体のほかの場所にも影響が出ることがあります。

先に結論をお伝えします。

・ミノキシジルの内服は、国内ではAGA治療薬として承認されていないお薬です。日本皮膚科学会のガイドラインでは、塗り薬は推奨度A、飲み薬は推奨度D(行うべきではない)とされています
・海外の1,404人の研究では、いちばん多い副作用は体毛が濃くなる「多毛」で15.1%。ふらつき・むくみ・脈が速くなるといった体全体の副作用は、それぞれ1〜2%以下でした(5mgより少ない量を中心とした研究です)
・心臓や血管の病気で治療中の方、肝臓・腎臓の働きが弱い方には、当院では処方できません。胸の痛み、強い動悸、急なむくみなどが出たら、飲むのを止めてすぐにご相談ください

この記事では、主な副作用とその頻度、出やすい理由、飲めない人・注意が必要な人、すぐ相談してほしいサイン、そして性機能との関係まで、処方する医師の立場から正直にまとめます。お薬の種類や選び方の全体像はAGA治療薬の種類を徹底解説をご覧ください。ここでは副作用に絞って深く見ていきます。

目次

ミノキシジルの内服と外用の違い・国内での位置づけ

ミノキシジルには、頭皮に塗る「外用薬」と、口から飲む「内服薬」があります。同じ成分でも、国内での扱いはまったく違います。

項目外用(塗り薬)内服(飲み薬・ミノタブ)
国内の承認一般用医薬品として発毛の効能で承認(男性用5%など)AGA治療薬としても、高血圧の薬としても未承認
ガイドライン2017男性への使用は推奨度A推奨度D(行うべきではない)
海外での承認—米国FDAで重い高血圧の治療薬(ロニテン)として承認
薬が届く範囲主に塗った頭皮のまわり血液にのって全身へ
主な副作用の出方主に塗った場所の皮膚多毛、動悸、むくみ、ふらつきなど全身
救済制度—重い副作用が出ても、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外
ミノキシジルの内服と外用の比較表。外用は国内で一般用医薬品として承認されガイドライン推奨度A、内服は国内未承認で推奨度D。内服は全身に届くため多毛や動悸、むくみなどが出ることがある
同じミノキシジルでも、飲み薬と塗り薬では国内での位置づけが大きく違います

なぜ当院では内服も選択肢にしているのか

ガイドラインで推奨度Dとされている以上、当院でも「誰にでもまずミノタブ」とはお伝えしていません。内服をご希望の方には、国内未承認であること、全身に副作用が出ることがあること、救済制度の対象外であることを診察でご説明し、納得いただいたうえで医師の判断で処方しています。

塗り薬は全身への影響が小さい反面、毎日頭皮に塗る手間がかかります。飲み薬は続けやすい反面、全身に作用します。どちらがご自分に合うかは、持病や生活に合わせて選ぶものです。

ミノキシジルは「抜け毛の原因」は止めない

もう一つ大切なのは、ミノキシジルにはAGAの原因となるDHT(男性ホルモンから作られる、抜け毛を進める物質)を抑える作用がないことです。抜け毛の原因にブレーキをかけるのはフィナステリド・デュタステリドの役割で、ミノキシジルは髪を育てる側の役割です。そのため当院では、多くの方にフィナステリドやデュタステリドとの組み合わせをご提案しています。

主な副作用と頻度

では、実際にどんな副作用が、どのくらいの割合で出るのでしょうか。いちばん規模の大きいデータとして、海外の複数の施設で行われた研究(Vañó-Galván ら、2021年)があります。低用量のミノキシジルを3か月以上飲んだ1,404人を調べたものです。多くの方が5mgより少ない量で飲んでいたため、5mgでは副作用がもっと多く出る可能性があります。

副作用出た割合ひとこと
多毛(体毛が濃くなる)15.1%いちばん多い。これが理由でやめた人は0.5%
ふらつき1.7%血圧が下がることと関係
むくみ1.3%足首やまぶたなど
頻脈(脈が速くなる)0.9%動悸として感じることも
体全体の副作用でやめた人1.2%—

この研究では、命に関わるような副作用はみられなかったと報告されています。ただし、過去の記録をさかのぼって調べた研究で、薬を飲まなかった人との比較がありません。「この数字より少ない」と言い切れるものではないので、目安として受け止めてください。

低用量ミノキシジル内服1,404人の研究で報告された副作用の頻度を示す横棒グラフ。多毛15.1%、ふらつき1.7%、むくみ1.3%、頻脈0.9%、体全体の副作用での中止1.2%
いちばん多いのは多毛。体全体の副作用はそれぞれ数%以下でした

当院の説明ページに書いている副作用

当院のAGA治療薬の詳細ページでは、ミノキシジル内服の副作用として、次のものを挙げています。

・初期脱毛(1〜3ヶ月程度で落ち着くことが多い)
・多毛症(体毛が濃くなる)
・頭痛・動悸・むくみ・めまい(血圧が少し下がるため。飲み始めに出やすい)
・まれに、胸の痛み・発疹・かゆみ・体重の増加・だるさ・肝機能の異常など

ここからは、それぞれの副作用について「なぜ起きるのか」「どう考えればいいのか」を順に見ていきます。

ミノキシジル内服の料金と始め方
・ミノキシジル5mg:月4,480円(6ヶ月定期なら月3,680円)
・フィナステリドとのパーフェクトセット:月6,980円(6ヶ月定期なら月5,480円)
・診察料0円、定期は送料無料・縛り・違約金なし
・初回はクーポン aga500で500円OFF
料金と診察の流れを見る

初期脱毛と多毛 ── 髪以外の毛も伸びる理由

初期脱毛:飲み始めに抜け毛が増えることがある

飲み始めてしばらくすると、一時的に抜け毛が増えたように感じることがあります。これが初期脱毛です。古い髪が新しく育つ髪に押し出されるように抜けるもので、当院では1〜3ヶ月程度で落ち着くことが多いとご説明しています。

ここで驚いてやめてしまうと、せっかく始まった変化を止めてしまうことになります。ただし、抜け毛があまりにも多い、3ヶ月を過ぎても落ち着かないという場合は、別の原因も考えられるので診察でご相談ください。

多毛:もっとも多い副作用

飲み薬のミノキシジルは血液にのって全身に届くため、頭だけでなく腕・すね・ひげ・眉・顔のうぶ毛なども濃くなることがあります。先ほどの研究では15.1%と、副作用の中でいちばん多いものでした。

一方で、多毛が理由でやめた人は0.5%と少なく、多くの方は「気にはなるけれど続けられる」程度だったことがうかがえます。気になる場合は、ご自分で除毛やシェービングを取り入れる方もいます。顔の毛が濃くなるのがどうしても困る、という方は、量や続け方、塗り薬への切り替えも含めて医師とご相談ください。

動悸・ふらつき・むくみ・頭痛 ── 血圧が下がる仕組み

ミノキシジルは、もともと血管を広げて血圧を下げる薬として作られました。髪のために飲む場合でも、この働きは体の中で起きています。

血管が広がると、何が起きる?

血管が広がって血圧が少し下がると、体は「血圧を元に戻そう」として、心臓の動きを速めたり、体に水分をためこもうとしたりします。これが、次のような副作用につながります。

体の中で起きること出やすい症状
血圧が少し下がるふらつき、めまい、立ちくらみ、頭痛
心臓が速く動いて補おうとする動悸、脈が速い(頻脈)
体が水分をためこむむくみ(足首・すね・まぶた・顔)、体重の増加

当院の説明でも、こうした症状は飲み始めの時期に出やすいとしています。体が慣れてくると気にならなくなる方もいますが、症状が強い、続く、だんだん悪くなるという場合は我慢せずにご相談ください。

立ちくらみを防ぐちょっとしたコツ

・座った姿勢や寝た姿勢から、ゆっくり立ち上がる
・長風呂やサウナ、暑い場所に長くいるときは、こまめに休む
・お酒を飲みすぎない(後で詳しく説明します)
・ふらついたときは、すぐにしゃがむか座って、転ばないようにする

飲めない人・注意が必要な人

ミノキシジル内服は全身に作用するため、持病やほかの薬によっては飲めない、または特に注意が必要です。当院では次のようにしています。

当院で処方できない方

・心臓や血管の病気で治療中の方(狭心症、心不全、不整脈など)
・肝臓の働きが弱い方(肝機能障害)
・腎臓の働きが弱い方(腎機能障害)

心臓や血管に負担がかかりやすい薬なので、こうした方には飲み薬をお出ししていません。「健康診断で数値を指摘されたことがある」という方も、診察で必ずお伝えください。

一緒に飲むときに注意が必要な薬

一緒に使う薬注意すること
ED治療薬一緒に使うかは医師が判断。どちらも血圧を下げる方向に働くため
血圧を下げる作用のある薬一緒に使うかは医師が判断。ほかの病院で処方されている方は必ず申告を
お酒飲みすぎない。過度の飲酒は低血圧を起こすことがある

ミノキシジルと勃起不全の関係が気になる方の中には、ED治療薬と一緒に使いたいという方も多いと思います。併用そのものを一律にお断りしているわけではありませんが、どちらも血圧を下げる方向に働くため、重ねると血圧が下がりすぎるおそれがあります。毎日飲むタイプのED治療薬では、時間をあけても薬が体に残っているため、一緒に使うかどうかは医師が判断します。立ちくらみやふらつきが出たら、すぐにご相談ください。

ほかの病院でお薬をもらっている方、サプリメントを飲んでいる方は、すべて診察でお知らせください。

すぐ相談してほしいサイン

次のような症状が出たときは、飲むのを止めて、すぐに当院の公式LINEからご相談ください。強い胸の痛みや息苦しさ、意識が遠のくようなときは、ためらわずに救急を受診してください。

こんな症状考えられること
胸の痛み・締めつけられる感じ心臓への負担
安静にしていても続く強い動悸、息苦しさ脈が速くなりすぎている
急なむくみ、短い期間での体重の増加体に水分がたまりすぎている
倒れそうなふらつき、立っていられないめまい血圧が下がりすぎている
発疹・強いかゆみ薬が体に合っていない
強いだるさ、白目や皮膚が黄色っぽい肝臓の働きの異常
ミノキシジル内服中にすぐ相談してほしいサインの一覧。胸の痛み、強い動悸や息苦しさ、急なむくみや体重増加、倒れそうなふらつき、発疹やかゆみ、強いだるさや黄色っぽい皮膚
当てはまるときは飲むのを止めて、すぐにご相談ください

「少し脈が速い気がする」「夕方に足がむくむ」くらいの軽い症状でも、気になれば遠慮なくご相談ください。早めにお知らせいただくほど、量の見直しや薬の切り替えなど、打てる手が増えます。

副作用を減らすための工夫

副作用をゼロにすることはできませんが、早く気づいて対処することはできます。日々の生活の中でできる、一般的な工夫をまとめました。

血圧・脈・体重を記録する

家庭用の血圧計があれば、飲み始める前と、飲み始めてからしばらくの間、血圧と脈を同じ時間に測って記録しておくと、変化に気づきやすくなります。体重も毎朝同じ条件で測っておくと、むくみによる急な増加に気づく手がかりになります。

記録はスマホのメモでも十分です。診察やLINEでのご相談のときに見せていただくと、医師も判断しやすくなります。

決まった時間に、決められた量だけ飲む

・飲み忘れても、2回分をまとめて飲まない
・効果を早く出したいからと、自己判断で量を増やさない
・ED治療薬や血圧の薬と一緒に使うかは医師が判断する

定期的に血液検査を受ける

当院では、治療中は健康診断などで定期的に血液検査を受けることをおすすめしています。肝臓の数値などに変化がないかを確かめるためです。結果で気になる点があれば、診察でお知らせください。

個人輸入のミノキシジルは使わない

インターネットで海外から個人輸入した医薬品には、偽物や、表示と違う成分が混ざったものが見つかっているとして、厚生労働省が注意を呼びかけています。中身が分からない薬を、医師の確認なしに飲むのはおすすめできません。副作用が出たときに相談できる先を確保しておくことも大切です。

性機能への影響 ── 主に報告されているのはどの薬?

「AGAの薬を飲むと、性欲が落ちたり勃起しにくくなったりするのでは」という不安もよくいただきます。ここは、どの薬の話なのかを分けて考えることが大切です。

性欲の低下や勃起機能の低下が、副作用として主に報告されているのは、DHTを抑えるフィナステリド・デュタステリドの側です。

お薬試験報告された性機能の副作用
フィナステリド(プロペシア)国内48週試験性機能に関する副作用 1mg群2.9%・0.2mg群1.5%(飲まなかった群も2.2%)。リビドー減退1.1%、勃起機能不全0.7%
デュタステリド(ザガーロ)二重盲検試験(557例)勃起不全4.3%、リビドー減退3.9%、精液量減少1.3%
デュタステリド(ザガーロ)国内長期試験(120例・52週)勃起不全10.8%、リビドー減退8.3%、射精障害4.2%

フィナステリドの試験では、薬の入っていない錠剤を飲んだ群でも2.2%に性機能の不調が出ており、薬だけが原因とは言い切れない面もあることが分かります。

一方、ミノキシジルについては、当院の説明ではまれな副作用の一つとして性機能不全を挙げているにとどまります。ミノキシジルとフィナステリドをセットで飲んでいて「性機能が気になる」という場合は、どちらの薬の影響が考えられるかを含めて、診察で一緒に整理しましょう。違いの詳細はフィナステリドとデュタステリドの違いで解説しています。

当院でのミノキシジル内服の処方

当院では、ビデオ通話のオンライン診察で、医師が持病・ほかのお薬・血圧の状態などを確認したうえで処方しています。診察は約5分程度で、カウンセラーではなく医師がすべての診察を担当します。

お薬1ヶ月定期3ヶ月定期6ヶ月定期
ミノキシジル5mg(内服)4,480円3,980円3,680円
パーフェクトセット(フィナステリド+ミノキシジル)6,980円5,980円5,480円
パーフェクトセット(海外製デュタステリド+ミノキシジル)7,980円6,980円5,980円
パーフェクトセット(国内製デュタステリド+ミノキシジル)9,980円9,480円8,980円

※税込・1ヶ月あたりの金額です。3ヶ月定期・6ヶ月定期は、3ヶ月分・6ヶ月分をまとめてお支払いいただきます。

・診察料0円、定期は送料無料(1回のみのご購入は別途送料600円)
・定期は縛りなし・違約金なし。次回の決済予定日の前日18時までにお申し出いただければ解約できます
・お薬はポスト投函でお届け、箱の品名は「お品物」
・初回限定クーポン aga500(初回500円OFF・AGA治療薬すべて対象)
・診察後に購入を強制することはありません

どのお薬が合いそうか迷う方は、6つの質問に答えるだけの30秒AGAセルフチェックもお試しください。合いそうなお薬と月額の目安が分かり、結果をそのままLINEで医師に相談できます。料金の全体はAGAの料金とお薬にまとめています。

「副作用が心配」「持病があるけど飲めるか知りたい」——まずは医師に直接ご相談ください。

・来院不要、スキマ時間でオンライン診察
・診察料0円、定期は送料無料
・ミノキシジル5mgは月3,680円〜(6ヶ月定期)
・お薬は自宅へお届け、縛り・違約金なし

よくある質問

Q:ミノキシジルの内服は、どのくらいの人に副作用が出ますか?

海外の1,404人の研究では、いちばん多かった多毛が15.1%、ふらつき1.7%、むくみ1.3%、頻脈0.9%でした。ただし対照群のない研究で、5mgより少ない量が中心のため、5mgではもっと多くなる可能性があります。目安として受け止めてください。副作用の出方には個人差があります。

Q:動悸がします。飲み続けて大丈夫ですか?

飲み始めに軽い動悸を感じる方はいますが、安静にしていても続く強い動悸、胸の痛み、息苦しさがある場合は、飲むのを止めてすぐにご相談ください。軽い場合でも、気になるときは自己判断で続けずにお知らせください。

Q:むくみが出たらどうすればいいですか?

夕方に足が少しむくむ程度なら様子を見ることもありますが、急にむくみが強くなった、短い期間で体重が増えたという場合は、体に水分がたまりすぎている可能性があります。早めにご相談ください。

Q:体毛が濃くなりました。やめたほうがいいですか?

多毛はいちばん多い副作用ですが、研究ではこれを理由にやめた人は0.5%でした。気になる程度なら除毛などで対処して続ける方もいます。どうしても困る場合は、量や続け方、塗り薬への切り替えを医師とご相談ください。

Q:頭痛が続きます。

血圧が少し下がることで、飲み始めに頭痛が出ることがあります。数日たっても続く、強くなっていくという場合は、ご相談ください。

Q:ED治療薬と一緒に飲めますか?

どちらも血圧を下げる方向に働くため、一緒に使うかどうかは医師が判断します。併用中に立ちくらみやふらつきが出たら、すぐにご相談ください。お使いの方は、診察で必ずお伝えください。

Q:ミノキシジルで勃起不全になりますか?

性欲や勃起機能の低下が主に報告されているのは、フィナステリド・デュタステリドの側です。ミノキシジルについては、当院の説明ではまれな副作用の一つとして性機能不全を挙げています。気になる症状があれば、どの薬が関係しているかを含めて診察で整理しましょう。

Q:お酒は飲んでもいいですか?

飲みすぎは避けてください。過度の飲酒は低血圧を起こすことがあります。飲む日は量を控えめにし、ふらつきに注意してください。

Q:高血圧の薬を飲んでいますが、ミノキシジルを飲めますか?

血圧を下げる作用のある薬を飲んでいる方は、一緒に使えるかを医師が判断します。また、心臓や血管の病気で治療中の方には処方できません。まずは診察で、飲んでいるお薬をすべてお知らせください。

Q:ミノキシジルはどこで処方してもらえますか?

国内では未承認のお薬のため、医師の判断で処方する自由診療(保険はききません)となります。当院ではオンライン診察で、医師が持病やほかのお薬を確認したうえでお出ししています。個人輸入の薬は偽物などの注意喚起があるため、おすすめしていません。

まとめ

・ミノキシジルの内服は国内未承認。ガイドラインでは外用はA、内服はDとされている
・いちばん多い副作用は多毛(15.1%)。ふらつき・むくみ・頻脈などはそれぞれ数%以下(海外1,404人の研究)
・動悸・むくみ・ふらつき・頭痛は、血圧が少し下がることが関係し、飲み始めに出やすい
・心臓や血管の病気で治療中の方、肝臓・腎臓の働きが弱い方には処方できない。ED治療薬・血圧の薬との併用は医師が判断
・胸の痛み、強い動悸、急なむくみなどが出たら、飲むのを止めてすぐに相談
・性欲や勃起の副作用が主に報告されているのはフィナステリド・デュタステリドの側

ミノキシジル内服は、副作用を正しく知り、体の変化に気をつけながら使うことが大切なお薬です。不安なことがあれば、ひとりで悩まず、いつでも医師にご相談ください。

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参考文献・出典

この記事は、以下の学会・公的機関・論文が公開している情報を参照して作成しています(2026年10月時点)。

日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」
Vañó-Galván S, et al. Safety of low-dose oral minoxidil for hair loss: A multicenter study of 1404 patients. J Am Acad Dermatol. 2021;84(6):1644-1651.
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)「プロペシア錠」添付文書
PMDA「ザガーロカプセル」添付文書
厚生労働省「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」

ミノキシジル内服薬・海外製デュタステリドについて
未承認医薬品等
ミノキシジル内服薬と海外製デュタステリドは、AGA(男性型脱毛症)の治療薬として国内で承認されていない医薬品です。ミノキシジルの内服薬は、高血圧の治療薬としても国内では承認されていません。
入手経路等
当院で処方するミノキシジル内服薬・海外製デュタステリドは、諸外国の製薬会社が製造したものを、医師の判断のもと適正な手順で(または国内の輸入代行業者を介して)個人輸入したものです。
国内承認医薬品等の有無
ミノキシジルは、当院で処方する内服薬とは異なる外用薬(塗り薬)が、一般用医薬品として発毛の効能で承認されています。AGA治療を目的とした内服薬で国内承認されているものはありません。デュタステリドは、国内製の内服薬がAGA治療薬として承認されており、海外製は同じ成分のお薬です。
諸外国における安全性等に係る情報
ミノキシジル内服薬は、米国FDA(食品医薬品局)で高血圧の治療薬として承認されています。AGAを目的とした使用は諸外国でも承認されていないため、重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。主な副作用として、血圧の低下、動悸、むくみ、体毛が濃くなる、頭痛、めまいなどが報告されています。デュタステリドは、米国FDAで前立腺肥大症の治療薬として承認されています。主な副作用として、性欲の低下、勃起機能の低下、肝機能の異常などが報告されています。
医薬品副作用被害救済制度について
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

診療を担当する医師について
当院の診療・処方は、すべて医師が担当します。担当医師のプロフィールは当院について(医師紹介)をご覧ください。
お問い合わせ・事業者情報
事業者名・所在地・連絡先は特定商取引法に基づく表記をご確認ください。ご不明な点は公式LINEよりお問い合わせいただけます。
※当サービスはすべて自由診療となります

この記事の監修者

中山 樹 医師
Itsuki Nakayama

資格
日本美容外科学会員/内科学会員/産業医テストステロン治療認定医/再生医療抗加齢学会正会員/日本再生医療学会正会員/厚労省指定オンライン診療研修修了 等

ダイエット診療のプロ
監修医師 中山樹

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