フィナステリドとデュタステリドの違いは?どっちがいいか・乗り換えの考え方を医師が解説

2026.10.23  
フィナステリド デュタステリド 違い

「フィナステリドとデュタステリド、結局どっちがいいんですか?」
「いまフィナステリドを飲んでいるけれど、デュタステリドに乗り換えたほうがいい?」

AGA(男性型脱毛症)の治療を始める方、続けている方から、とてもよくいただくご質問です。どちらも「抜け毛の原因を止める」タイプのお薬ですが、効く範囲・副作用の出方・献血や検査への影響・料金に違いがあります。

先に結論をお伝えします。

・2つとも、日本皮膚科学会のガイドライン(2017年版)で男性のAGAに「行うよう強く勧める」(推奨度A)とされているお薬です
・フィナステリドは原因となる酵素のII型だけを、デュタステリドはI型とII型の両方を抑えます。海外も含めた試験では、デュタステリド0.5mgのほうが髪の本数が多く増えたと報告されています
・一方で、性機能に関する副作用の報告はデュタステリドのほうが多めで、献血できない期間も長く(やめてから1か月と6か月)なります
・一般的には、まずフィナステリドで始め、6か月たっても効果が足りなければデュタステリドへの変更を考える、という進め方がよくとられます
・乗り換えは自己判断で行わず、2つを同時に飲まないことが大切です

この記事では、2つのお薬の違いを「仕組み・効果・副作用・生活・料金」の順に比べ、どちらから始めるか、どう乗り換えるかまで、処方する医師の立場からまとめます。3種類のお薬の全体像はAGA治療薬の種類を徹底解説をご覧ください。

目次

フィナステリドとデュタステリドの違いを一覧で比較

まずは、大きな違いを表で確認しておきましょう。

比べることフィナステリドデュタステリド
国内の先発品プロペシア錠ザガーロカプセル
抑える酵素5α還元酵素のII型5α還元酵素のI型とII型
薬の説明書(添付文書)の用量0.2mgを1日1回、必要に応じて1mgまで0.1mgを1日1回、必要に応じて0.5mg
効果の判定通常6か月通常6か月
献血できない期間やめてから1か月やめてから6か月
前立腺の検査(PSA)への影響値が約40%下がる値が約50%下がる
当院の料金(1ヶ月定期)月2,980円海外製 月3,980円/国内製 月7,980円
フィナステリドとデュタステリドの違いの比較表。抑える酵素はII型とI型・II型、献血できない期間はやめてから1か月と6か月、PSAは約40%と約50%低下、当院の料金は月2,980円と海外製3,980円・国内製7,980円
フィナステリドとデュタステリドの主な違い

表のとおり、「どちらが上」と一言で決められるものではありません。効果を重視するか、副作用や生活への影響の少なさを重視するかで、向いているお薬が変わります。

仕組みの違い:II型だけか、I型とII型の両方か

AGAの抜け毛には、DHT(ジヒドロテストステロン)という男性ホルモンが関わっています。体の中の男性ホルモン(テストステロン)が「5α還元酵素」という酵素によってDHTに変わり、これが髪の毛の成長期を短くしてしまうと考えられています。

この5α還元酵素には、I型とII型の2つの種類があります。

・フィナステリド:II型の働きを抑える
・デュタステリド:I型とII型の両方の働きを抑える

どちらも「DHTを作らせないようにして、抜け毛の進行を抑える」という点では同じです。違うのは、抑える範囲の広さです。デュタステリドは2つの型をまとめて抑えるぶん、より広く働くお薬といえます。

5α還元酵素の図解。テストステロンが5α還元酵素でDHTに変わる。フィナステリドはII型だけを抑え、デュタステリドはI型とII型の両方を抑える
フィナステリドはII型、デュタステリドはI型とII型の両方を抑えます

どちらも「生やす」より「守る」お薬

フィナステリドとデュタステリドは、抜け毛の原因を止めて、今ある髪を守り、薄くなるのを遅らせるためのお薬です。髪を生やす働きを担うミノキシジルとは役割が違います。組み合わせ方は、後半の「ミノキシジルとの組み合わせ」でご説明します。

効果の違い:試験の数字で見てみる

それぞれの薬の説明書(添付文書)に載っている試験の結果を見てみましょう。

デュタステリド:フィナステリドと直接比べた試験がある

ザガーロ(デュタステリド)の添付文書には、日本を含む国際共同試験(917例・24週間)の結果が載っています。頭のてっぺんの決まった範囲の髪の本数を数えたところ、次のような結果でした。

比べたもの髪の本数の差
デュタステリド0.5mg と フィナステリド1mgデュタステリド0.5mgのほうが33.0本多い
デュタステリド0.1mg と フィナステリド1mg6.5本多い(はっきりした差はなく、ほぼ同程度)
デュタステリド0.5mg と 偽の薬(プラセボ)94.4本多い

また、国内の長い期間の試験(52週間・0.5mg)では、髪の本数が飲み始める前より68.1本増えたと報告されています。

フィナステリド:国内の48週の試験

プロペシア(フィナステリド)の添付文書には、国内で行われた48週間の試験の結果が載っています。写真などで「改善した」と判定された方の割合は、次のとおりでした。

飲んだもの改善と判定された割合
フィナステリド1mg58.3%
フィナステリド0.2mg54.2%
偽の薬(プラセボ)5.9%

さらに、通算96週の長期の試験でも、効果は保たれていたと報告されています。

なお、フィナステリドの添付文書には「量を増やしても効果が強くなることは確認されていない」とも書かれています。フィナステリドで物足りないときに、量を増やすよりデュタステリドへの切り替えを考えることが多いのは、このためです。

「デュタステリドのほうが効く」と言い切れない理由

数字だけを見ると、デュタステリドのほうが強そうに見えます。たしかに、直接比べた試験では髪の本数の増え方に差が出ています。

ただし、これは試験に参加した方の平均の話です。フィナステリドで十分に効果を感じる方も多く、どちらがよく効くかには個人差があります。また、どちらのお薬も、効果を判定するには通常6か月の連日の服用が必要とされています。早い方では、フィナステリドで3か月、デュタステリドで12週ほどで変化を感じる場合もありますが、焦らず続けることが大切です。

副作用の違い:添付文書の数字と、比べるときの注意

次に、副作用です。どちらも、主に気になるのは性機能に関する副作用です。

お薬(試験)主な副作用の報告
フィナステリド(国内48週の試験)副作用全体:1mg群6.5%、0.2mg群1.5%、プラセボ2.2%。性機能に関するもの:1mg群2.9%、0.2mg群1.5%、プラセボ2.2%
デュタステリド(二重盲検試験・557例)勃起不全4.3%、性欲の低下3.9%、精液の量の減少1.3%
デュタステリド(国内長期試験・120例・52週)勃起不全10.8%、性欲の低下8.3%、射精障害4.2%

フィナステリドの試験では、主な症状は性欲の低下1.1%、勃起機能の低下0.7%でした(実薬を飲んだ2つの群の合計276例のうち)。

試験の条件が違うので、単純には比べられません

表を見ると、デュタステリドのほうが副作用の報告が多いように見えます。ただし、ここで注意していただきたいのは、それぞれの数字は別々の試験で、期間も人数も調べ方も違うということです。

たとえば、デュタステリドの国内長期試験は52週間と長く、そのぶん報告が積み重なりやすいと考えられます。「デュタステリドは副作用が○倍多い」と単純に比べることはできません。とはいえ、性機能の変化が心配な方は、お薬を選ぶ前に診察でお伝えください。

そのほかに知っておきたい副作用

フィナステリドの添付文書では、かゆみ・じんましん・発疹、精液の量の減少、睾丸の痛み、乳房の痛みや張り、気分の落ち込み、めまいなども挙げられています。まれに肝機能障害が起こることもあり(頻度不明)、因果関係ははっきりしていないものの、自殺を考えるなどの報告もあります。

気分が沈む、性機能の変化がつらい、体がだるいなど、いつもと違うと感じたら、我慢せずにご相談ください。当院では、治療中は健康診断などで定期的に血液検査を受けることをおすすめしています。

生活の中での違い:献血・健康診断・家族への注意

効果や副作用ほど話題になりませんが、実は生活の中での違いも大きなポイントです。

献血:やめてから1か月と6か月

日本赤十字社の基準では、次の期間は献血ができません。

お薬献血できない期間
フィナステリド(プロペシアなど)飲むのをやめてから1か月
デュタステリド(ザガーロ・アボルブなど)飲むのをやめてから6か月

献血をよくされる方にとって、6か月はかなり長い期間です。献血を続けたい方は、診察のときにお伝えください。お薬選びの参考になります。

健康診断・人間ドック:PSAの値が下がる

どちらのお薬も、前立腺の病気を調べる検査(PSA)の値を下げます。

・フィナステリド:約40%下がる
・デュタステリド:0.5mgを6か月飲むと約50%下がる(やめてから6か月以内に元に戻る)

どちらも、検査の値を2倍にして考えるのが目安とされています。人間ドックや前立腺の検査を受けるときは、AGAのお薬を飲んでいることを必ず伝えてください。伝えないと、本来より低い値で判断されてしまうおそれがあります。

女性や子どもが触れないようにする

どちらのお薬も、女性(とくに妊娠中・授乳中の方)や子どもには使えません。

・フィナステリド:錠剤はコーティングされているので、ふつうに触れても成分には触れません。ただし、割れたり砕けたりした錠剤には、妊娠中の方などが触れないようにします
・デュタステリド:カプセルから漏れた薬に女性や子どもが触れないようにします。触れてしまったら、すぐに石けんと水で洗ってください

ご家族と暮らしている方は、手の届かない場所に保管しましょう。

料金の違い:フィナステリド・海外製・国内製デュタステリド

当院の料金(税込・1ヶ月あたり)は、次のとおりです。

お薬1ヶ月定期3ヶ月定期6ヶ月定期
フィナステリド2,980円2,480円2,180円
デュタステリド(海外製)3,980円3,480円2,980円
デュタステリド(国内製)7,980円7,480円6,980円

3ヶ月定期・6ヶ月定期は、3ヶ月分・6ヶ月分をまとめてお支払いいただく形です。いずれも診察料0円、定期は送料無料で、定期購入の縛りや違約金はなく、いつでも解約できます。

AGA治療は保険のきかない自由診療で、効果を保つには続けることが前提です。毎月の負担を考えると、続けやすい料金かどうかもお薬選びの大事なポイントになります。

フィナステリド・デュタステリドの料金と始め方
・フィナステリド:月2,980円(6ヶ月定期なら月2,180円)
・デュタステリド(海外製):月3,980円(6ヶ月定期なら月2,980円)
・デュタステリド(国内製):月7,980円(6ヶ月定期なら月6,980円)
・診察料0円、定期は送料無料・縛り・違約金なし
・初回はクーポン aga500で500円OFF
料金と診察の流れを見る

デュタステリドの国内製と海外製の違い

デュタステリドには、当院では「国内製」と「海外製」の2つがあります。

比べること国内製海外製
国内での承認AGA治療薬として承認されているAGA治療薬として国内では承認されていない
成分デュタステリド同じ成分(デュタステリド)
入手のしかた国内で流通海外の製薬会社が作ったものを、医師の判断で個人輸入
当院の料金(6ヶ月定期)月6,980円月2,980円

海外製は、国内製と同じ成分のお薬ですが、国内ではAGA治療薬として承認されていません。そのため、万が一重い副作用が出たときに、国の「医薬品副作用被害救済制度」の対象外になります。くわしくは、記事の最後の注記をご覧ください。

「国の承認を重視したい」方は国内製、「続けやすい料金を重視したい」方は海外製、という選び方が一般的です。当院でお出ししているのは、国内で承認された薬、またはISO規格の認証を取得した大手製薬会社の医薬品のみです。

ご自分での個人輸入はおすすめしません

インターネットで個人輸入した薬には、偽物や、違う成分が混ざったものが見つかっていることが、厚生労働省から注意喚起されています。医師の診察を受けずに使うと、副作用が出たときに相談する先もありません。費用をおさえたい場合も、医師の処方を受けて使うことをおすすめします。

どちらから始める?一般的な考え方

ここまでの違いをふまえると、一般的には次のような考え方がよくとられます。

・はじめての方は、まずフィナステリドから。料金が続けやすく、献血できない期間も短めです
・6か月続けても効果が足りないと感じたら、デュタステリドへの変更を考えます
・最初からデュタステリドを希望される方もいます。その場合も、副作用・献血・検査への影響をご説明したうえで決めます

フィナステリドとデュタステリドのどちらにするかの考え方のフロー。はじめての方はまずフィナステリド、6か月続けて効果が足りなければデュタステリドへの変更を検討、効果を感じていればそのまま継続
まずフィナステリドで始め、6か月で見直すのが基本の考え方です

なお、どちらのお薬も添付文書では、6か月以上飲んでも効果がみられない場合は中止することになっています。「効果が足りない」と感じたら、自己判断で量を増やしたり、別の薬を足したりせず、診察で一緒に見直しましょう。

ご自分に合いそうなお薬と月額は、30秒AGAセルフチェック(6つの質問・無料)でも確かめられます。結果はそのままLINEで医師に相談できます。

乗り換えのしかたと注意点

フィナステリドからデュタステリドへ、あるいはデュタステリドからフィナステリドへ乗り換えるときは、次の点に気をつけてください。

2つを同時に飲まない・自己判断で併用しない

フィナステリドとデュタステリドは、同じ仕組みで働くお薬です。「効きそうだから両方飲む」ことはせず、乗り換えるときは、どちらか一方に切り替えます。手元に前のお薬が残っていても、新しいお薬と一緒に飲まないでください。

切り替えは医師と相談して

乗り換えのタイミングや、どちらの用量で始めるかは、これまでの経過や体調によって変わります。当院では、オンライン診察で飲んできた期間・効果の感じ方・副作用の有無をうかがったうえで、切り替えをご案内します。切り替えたあとも、効果の判定には通常6か月ほどかかります。

フィナステリドからデュタステリドへ

「6か月以上続けたけれど、もう少し効果がほしい」という方に多い乗り換えです。乗り換えると、献血できない期間が「やめてから6か月」に長くなることや、検査のPSAの下がり方が変わることを知っておきましょう。

デュタステリドからフィナステリドへ

「副作用が気になる」「献血を再開したい」「料金をおさえたい」といった理由での乗り換えです。献血を考えている方は、デュタステリドをやめてから6か月たつまでは献血できない点に注意してください。

やめる・休むときの注意

どちらのお薬も、効果を保つには続けて飲むことが必要です。フィナステリドについては、米国の説明書に「やめると12か月以内に効果は元に戻る」と書かれています。乗り換えのつもりで間があきすぎないよう、次のお薬が届いてから切り替えるのがおすすめです。

ミノキシジルとの組み合わせ(パーフェクトセット)

フィナステリドとデュタステリドは「抜け毛を止める」お薬で、ミノキシジルは「髪を生やす」働きを担うお薬です。ミノキシジルにはDHTを抑える作用はないため、役割の違う2つを組み合わせる治療がよく行われます。

当院では、この組み合わせを「パーフェクトセット」としてご用意しています(税込・1ヶ月あたり)。

セットの内容1ヶ月定期3ヶ月定期6ヶ月定期
フィナステリド+ミノキシジル6,980円5,980円5,480円
海外製デュタステリド+ミノキシジル7,980円6,980円5,980円
国内製デュタステリド+ミノキシジル9,980円9,480円8,980円

ただし、ミノキシジルの飲み薬(内服)は、国内ではAGA治療薬としても高血圧の薬としても承認されていません。日本皮膚科学会のガイドライン(2017年版)でも、内服は「行うべきではない」(推奨度D)とされています。動悸・むくみ・めまい・体毛が濃くなるなどの副作用もあるため、心臓や血管の病気の治療中の方、肝臓や腎臓の働きが悪い方にはお出ししていません。くわしくはミノキシジル内服の副作用をご覧ください。

「フィナステリドとデュタステリド、自分はどっち?」——いまの髪の状態と生活に合わせて、医師と一緒に決めましょう。

・来院不要、スキマ時間でオンライン診察(約5分程度)
・診察料0円、定期は送料無料
・フィナステリドは6ヶ月定期で月2,180円、初回はクーポン aga500で500円OFF
・お薬は自宅へお届け、縛り・違約金なし

よくある質問

Q:フィナステリドとデュタステリド、結局どっちがいいですか?

直接比べた試験では、デュタステリド0.5mgのほうが髪の本数が多く増えたと報告されています。一方で、フィナステリドは料金が続けやすく、献血できない期間も短めです。一般的には、まずフィナステリドで始め、6か月で効果を見て見直す進め方がよくとられます。

Q:プロペシアとザガーロの違いは何ですか?

プロペシアはフィナステリドの、ザガーロはデュタステリドの国内の先発品の名前です。違いは、この記事でご説明したフィナステリドとデュタステリドの違いと同じです。

Q:フィナステリドとデュタステリドを一緒に飲んでもいいですか?

いいえ。同じ仕組みで働くお薬なので、同時には飲みません。乗り換えるときは、どちらか一方に切り替えてください。

Q:デュタステリドの0.1mgと0.5mgはどう違いますか?

添付文書では、0.1mgを1日1回から始め、必要に応じて0.5mgを使うことになっています。国際共同試験では、フィナステリド1mgと比べて0.5mgは髪の本数が33.0本多く、0.1mgはほぼ同程度という結果でした。どちらが合うかは、診察でご相談ください。

Q:海外製のデュタステリドは大丈夫ですか?

国内製と同じ成分のお薬ですが、国内ではAGA治療薬として承認されていないため、副作用被害救済制度の対象外になります。当院では、ISO規格の認証を取得した大手製薬会社の医薬品のみをお出ししています。ご自分での個人輸入はおすすめしません。

Q:妊活中ですが、飲んでもいいですか?

女性(とくに妊娠中・授乳中の方)は、どちらのお薬も使えず、触れることも避ける必要があります。男性の副作用として精液の量の減少なども報告されているため、妊活中・妊活を考えている方は、必ず診察でお伝えください。飲み続けるか、いつ休むかを一緒に考えます。

Q:献血はできますか?

飲んでいる間はできません。フィナステリドはやめてから1か月、デュタステリドはやめてから6か月たつまで献血できません(日本赤十字社の基準)。

Q:健康診断で何か伝えたほうがいいですか?

はい。どちらのお薬も前立腺の検査(PSA)の値を下げるため、AGAのお薬を飲んでいることを伝えてください。目安として、値を2倍にして考えます。

Q:フィナステリドの量を増やせば、デュタステリドに乗り換えなくていいですか?

フィナステリドの添付文書では、量を増やしても効果が強くなることは確認されていません。効果が足りないときは、量を増やすより、デュタステリドへの切り替えやミノキシジルとの組み合わせを診察でご相談ください。

Q:乗り換えたら、また初期脱毛は起こりますか?

お薬を始めたり変えたりしたあとに、一時的に抜け毛が増えたと感じる方もいます。くわしくはフィナステリドの初期脱毛はなぜ起こる?をご覧ください。気になるときは公式LINEからご相談ください。

まとめ

・フィナステリドはII型、デュタステリドはI型とII型の酵素を抑える。どちらもガイドラインで推奨度A
・直接比べた試験では、デュタステリド0.5mgのほうが髪の本数が多く増えた。ただし個人差がある
・性機能の副作用の報告はデュタステリドが多めだが、試験の条件が違うので単純には比べられない
・献血できない期間はやめてから1か月と6か月。PSAは約40%と約50%下がるので、検査では服用を伝える
・料金は6ヶ月定期でフィナステリド月2,180円、海外製デュタステリド月2,980円、国内製デュタステリド月6,980円
・一般的にはまずフィナステリドで始め、6か月で効果を見て見直す。乗り換えは医師と相談し、2つを同時に飲まない

どちらのお薬にも、それぞれのよさがあります。大切なのは、ご自分の髪の状態と生活に合ったお薬を選び、続けることです。迷ったときは、オンライン診察や公式LINEでお気軽にご相談ください。

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参考文献・出典

この記事は、以下の公的機関・学会などが公開している情報を参照して作成しています(2026年10月時点)。

日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)「プロペシア錠」添付文書
PMDA「ザガーロカプセル」添付文書
PMDA「医療用医薬品 添付文書等情報検索」
日本赤十字社「献血をご遠慮いただく場合」
厚生労働省「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」
米国 PROPECIA 添付文書(Organon、米国の処方情報)

ミノキシジル内服薬・海外製デュタステリドについて
未承認医薬品等
ミノキシジル内服薬と海外製デュタステリドは、AGA(男性型脱毛症)の治療薬として国内で承認されていない医薬品です。ミノキシジルの内服薬は、高血圧の治療薬としても国内では承認されていません。
入手経路等
当院で処方するミノキシジル内服薬・海外製デュタステリドは、諸外国の製薬会社が製造したものを、医師の判断のもと適正な手順で(または国内の輸入代行業者を介して)個人輸入したものです。
国内承認医薬品等の有無
ミノキシジルは、当院で処方する内服薬とは異なる外用薬(塗り薬)が、一般用医薬品として発毛の効能で承認されています。AGA治療を目的とした内服薬で国内承認されているものはありません。デュタステリドは、国内製の内服薬がAGA治療薬として承認されており、海外製は同じ成分のお薬です。
諸外国における安全性等に係る情報
ミノキシジル内服薬は、米国FDA(食品医薬品局)で高血圧の治療薬として承認されています。AGAを目的とした使用は諸外国でも承認されていないため、重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。主な副作用として、血圧の低下、動悸、むくみ、体毛が濃くなる、頭痛、めまいなどが報告されています。デュタステリドは、米国FDAで前立腺肥大症の治療薬として承認されています。主な副作用として、性欲の低下、勃起機能の低下、肝機能の異常などが報告されています。
医薬品副作用被害救済制度について
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

診療を担当する医師について
当院の診療・処方は、すべて医師が担当します。担当医師のプロフィールは当院について(医師紹介)をご覧ください。
お問い合わせ・事業者情報
事業者名・所在地・連絡先は特定商取引法に基づく表記をご確認ください。ご不明な点は公式LINEよりお問い合わせいただけます。
※当サービスはすべて自由診療となります

この記事の監修者

中山 樹 医師
Itsuki Nakayama

資格
日本美容外科学会員/内科学会員/産業医テストステロン治療認定医/再生医療抗加齢学会正会員/日本再生医療学会正会員/厚労省指定オンライン診療研修修了 等

ダイエット診療のプロ
監修医師 中山樹

目次
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