マンジャロとリベルサスの違いは?どっちが痩せる?効果・値段・切り替えを医師が比較

2025.04.21   2026.10.23
マンジャロとリベルサスの比較

「注射と飲み薬、どっちがいいですか?」
「リベルサスを飲んでいるけれど、マンジャロに変えたほうが痩せますか?」

医療ダイエットのご相談で、いちばん多いのがこの2つの薬の比べ方です。どちらも食欲を落として体重を減らす薬ですが、形も、効き方の強さも、費用も、続けるときの手間も違います。

先に結論をお伝えします。

・体重を落とす力はマンジャロのほうが大きい。週1回の注射で、飲み方の決まりもない
・リベルサスは注射を使わずに始められるのが最大の利点。ただし毎朝の飲み方の決まりが厳しい
・費用は、始める量どうしで比べるとリベルサスのほうが安い(月8,780円〜と月16,800円〜)
・2つを同時に使う「併用」はおすすめしません。切り替えはできます

ここからは、効果・副作用・飲み方と打ち方・値段・切り替えを順に比べながら、どちらが向いているかを処方する医師の立場からお伝えします。

目次

マンジャロとリベルサスの違いを一覧で比較

まずは、2つの薬の違いを一覧にしました。

比べるところマンジャロリベルサス
成分チルゼパチドセマグルチド
形注射(ペン型・1回使い切り)飲み薬(錠剤)
回数週1回毎日1回
働く仕組みGLP-1とGIPの2つGLP-1の1つ
使い方の決まり曜日を決めて打つ。食事の影響なし起きてすぐの空腹時に、水120mL以下で飲み、30分は飲食しない
体重を落とす力大きいゆるやか
主な副作用吐き気・下痢・便秘など胃腸の症状吐き気・下痢・便秘など胃腸の症状
当院の値段(始める量)2.5mg:月16,800円〜3mg:月8,780円〜
国内の承認2型糖尿病の薬2型糖尿病の薬

どちらも国内では2型糖尿病の治療薬として承認されている薬で、体重を落とす目的で使う場合は保険のきかない自由診療(適応外の使用)になります。

いちばんの違いは「注射か、飲み薬か」

マンジャロは週に1回、自分でお腹や太ももに打つ注射です。針は本体に隠れていて、ボタンを押すと10秒ほどで終わる自動注入タイプなので、注射に慣れていない方でも使えるつくりになっています。

リベルサスは毎日1回飲む錠剤です。注射をしなくてよいのが大きな利点ですが、飲み方の決まりを守らないと、ほとんど吸収されないという特徴があります。

働く仕組みの数が違う

マンジャロは、食欲や血糖に関わる2つのホルモン(GLP-1とGIP)の両方に働きかける薬です。リベルサスはGLP-1だけに働きます。この仕組みの違いが、体重を落とす力の差につながっていると考えられています。

どっちが痩せる?効果の違い

「結局、どちらのほうが痩せるのか」。これがいちばん気になるところだと思います。

体重を落とす力はマンジャロのほうが大きい

実は、マンジャロとリベルサスを直接比べた大きな試験はありません。ただし、リベルサスと同じ成分(セマグルチド)の注射薬とマンジャロを比べた試験はいくつかあり、いずれもマンジャロのほうが体重が大きく減っています。

試験比べた薬体重の変化
2型糖尿病の方(SURPASS-2・40週)マンジャロ 5mg/10mg/15mg−7.6kg/−9.3kg/−11.2kg
同上セマグルチド注射 1mg−5.7kg
日本人の2型糖尿病の方(SURPASS J-mono・52週)マンジャロ 5mg/10mg/15mg−5.8kg/−8.5kg/−10.7kg

リベルサス(飲み薬)は、同じ成分の注射薬より体重の減り方がゆるやかな傾向があります。こうした結果から、医師としては体重を落とす力は「マンジャロ>リベルサス」と考えています。

ただし「効果が強い=自分に合う」ではありません

効き方が強いぶん、マンジャロは吐き気や食欲の落ちすぎも出やすくなります。また、費用も高くなります。

少しずつゆっくり落としたい方、まず注射なしで試したい方には、リベルサスのほうが合うこともあります。大切なのは、目標と生活に合わせて選ぶことです。

効果が出るまでの期間

どちらの薬も、少ない量から始めて、4週間ごとに様子を見ながら量を上げていきます。

マンジャロリベルサス
始める量2.5mg(体を慣らす量)3mg(体を慣らす量)
次の量5mg7mg
その先7.5mg、10mg…と2.5mgずつ14mg
効果を判断する目安5mgに上げてから7mgに上げてから

始める量はどちらも「体を慣らすための量」なので、最初の1ヶ月で体重が大きく動かなくても心配はいりません。

マンジャロ・リベルサスの料金
・マンジャロ2.5mg:月16,800円(3ヶ月まとめ定期なら月13,800円)
・リベルサス3mg:月8,780円(3ヶ月まとめ定期なら月8,200円)
・診察料0円、定期購入の縛り・違約金なし
・どちらが合うかは、医師が診察で一緒に考えます
マンジャロの料金と流れ|リベルサスの料金と流れ

副作用の違い

副作用の種類は、2つともよく似ています。いちばん多いのは吐き気・下痢・便秘・胃の不快感といった胃腸の症状です。

マンジャロリベルサス
よくある症状吐き気、下痢、便秘、食欲の低下吐き気、下痢、便秘、食欲の低下
出やすい時期始めたとき・量を上げた直後始めたとき・量を上げた直後
注射ならではのもの打った場所の赤み・内出血—
まれだが注意したいもの膵炎、胆石・胆のう炎、低血糖(ほかの糖尿病の薬と一緒の場合)同じ

どちらも少ない量から始めて少しずつ上げることで、胃腸の症状を抑えます。強い腹痛が続く、背中まで痛む、吐いて水分もとれないといったときは、すぐに医療機関を受診してください。

副作用の詳しい対策は、【症状別】マンジャロの副作用と対策まとめをご覧ください。

使い方の違い:続けやすいのはどっち?

効果と同じくらい大切なのが、毎日の生活の中で続けられるかです。

マンジャロ:週1回、いつ打ってもよい

打つのは、決めた曜日に週1回です。食事の前後も関係ありません。「毎日何かをするのは苦手」という方には、週1回で済むのは大きな利点です。打ち忘れた場合も、次の予定まで3日(72時間)以上あれば気づいた時点で打てる、という決まりがあります。

リベルサス:毎朝の「30分ルール」がある

リベルサスは、次の決まりをすべて守る必要があります。

・朝起きてすぐ、何も食べていない空腹のときに飲む
・コップ半分(120mL)以下の水で飲む。コーヒーやお茶は不可
・飲んだあと30分は、食べたり飲んだり、ほかの薬を飲んだりしない

この決まりを守れないと、薬がほとんど吸収されず、効果が出ません。「リベルサスが効かない」というご相談の多くは、量ではなく飲み方が原因です。朝食をとらずに出勤する方や、起きてすぐ別の薬を飲む方には、続けにくいことがあります。

マンジャロとリベルサスの比較。マンジャロは週1回の注射で体重を落とす力が大きく月16,800円から。リベルサスは毎朝の飲み薬で30分ルールがあり月8,780円から
形・効き方・費用・続けやすさで比べると、向いている方が見えてきます

値段の違い:当院の料金

当院での料金は次のとおりです(すべて税込・診察料0円)。

薬と量1ヶ月分3ヶ月まとめ定期(1ヶ月あたり)
リベルサス3mg8,780円8,200円
リベルサス7mg16,800円16,000円
リベルサス14mg22,800円22,000円
マンジャロ2.5mg16,800円13,800円
マンジャロ5mg25,800円21,800円
マンジャロ7.5mg41,800円35,800円

始める量どうしで比べるとリベルサスのほうが安く済みます。一方で、リベルサス7mgとマンジャロ2.5mgの3ヶ月定期を比べると、マンジャロのほうが安いという逆転も起きます。「どの量まで上げそうか」まで含めて考えるのがおすすめです。

単品購入の場合は送料600円がかかります。定期購入は送料0円で、回数の縛りや違約金はありません。

あなたに向いているのはどっち?

ここまでの違いをもとに、向いている方をまとめました。

マンジャロが向いている方リベルサスが向いている方
しっかり体重を落としたいまずは注射なしで始めたい
毎日飲むより、週1回のほうが楽注射がどうしても苦手
朝の30分ルールを守るのが難しい毎朝決まった時間に起きて、30分待てる
リベルサスを続けたが変化が少なかった費用をできるだけ抑えてゆっくり進めたい

迷う場合は、診察で目標の体重、生活のリズム、注射への抵抗感などをうかがったうえで、一緒に決めましょう。

マンジャロとリベルサスのどちらが向いているかの目安。しっかり落としたい、週1回が楽、朝の30分ルールが難しい方はマンジャロ。注射が苦手、注射なしで始めたい、費用を抑えたい方はリベルサス
目標と生活のリズムで選びます

「注射と飲み薬、どちらにしよう」——診察で一緒に決めましょう。当院ではマンジャロもリベルサスも扱っているので、どちらかに偏らずにご提案できます。

・来院不要、スキマ時間でオンライン診察
・診察代0円、費用はお薬代のみ
・リベルサス3mgは月8,780円〜、マンジャロ2.5mgは月13,800円〜
・お薬は自宅へお届け、縛り・違約金なし

リベルサスからマンジャロへの切り替え

リベルサスを続けて、次のようなときは切り替えを考えるタイミングです。

・7mgを3ヶ月続けても、体重がほとんど変わらない
・毎朝の飲み方を、どうしても守れない
・もっと大きく体重を落としたい目標がある

切り替えるときは、マンジャロ2.5mgから

リベルサスをやめて、マンジャロは2.5mgから始めます。すでにGLP-1の薬に慣れていても、仕組みの違う薬なので、改めて体を慣らす期間をとります。期間を空ける必要はなく、リベルサスをやめた翌週から切り替えて問題ありません。

マンジャロからリベルサスへ変えることもできる

反対に、マンジャロで体重が落ちたあと、体重を保つために飲み薬へ移る方もいらっしゃいます。その場合、リベルサスは3mgから始めます。ただし体重を落とす力は弱まるので、食事の管理が前提になります。

切り替えの詳しい進め方は、リベルサスは増量すべき?7mgへの上げ方とマンジャロへの切り替えでご説明しています。

リベルサスとマンジャロの切り替えの流れ。リベルサスからはマンジャロ2.5mgで始め翌週から切り替え可。マンジャロからはリベルサス3mgで始める。2つを同時に使う併用はしない
切り替えはできますが、同時に使う併用はしません

マンジャロとリベルサスの併用はできる?

「両方使えばもっと痩せるのでは」というご質問もいただきますが、当院では併用をおすすめしていません。

どちらもGLP-1に働く薬なので、重ねても効果が単純に足し算されるわけではありません。むしろ、吐き気・下痢・食欲がなくなるといった副作用が強く出やすくなります。食べられなくなって体調を崩すおそれもあります。

一方で、仕組みの違う飲み薬、たとえばメトホルミンやダパグリフロジン(フォシーガ)は、医師の判断で組み合わせることがあります。特にマンジャロをやめたあとの体重の維持に使われることが多い薬です。詳しくはマンジャロで痩せた後どうする?メトホルミン・フォシーガで体重維持する方法をご覧ください。

通販・個人輸入では買わないでください

インターネットには、診察なしでマンジャロやリベルサスを買えるとうたうサイトがあります。これらは医師の診察を通らない個人輸入で、偽物や品質の分からない薬が混じるおそれがあり、副作用が出ても国の救済制度(医薬品副作用被害救済制度)の対象になりません。

当院でお出ししているのは、国内の医薬品卸から仕入れた正規の国内承認品です。持病や飲んでいる薬を確認したうえで、医師がお出しします。

よくある質問

Q:マンジャロとリベルサス、どっちが痩せますか?

体重を落とす力は、マンジャロのほうが大きいと考えられています。ただし副作用や費用も大きくなるため、目標と生活に合わせて選ぶことが大切です。

Q:リベルサスで効果がないので、マンジャロに変えたいです。

まず、リベルサスの飲み方(起きてすぐの空腹時・水120mL以下・30分待つ)が守れていたかを確認します。そのうえで、7mgを3ヶ月続けても変化がなければ、切り替えを検討します。マンジャロは2.5mgから始めます。

Q:リベルサスからマンジャロに変えるとき、間を空ける必要はありますか?

ありません。リベルサスをやめた翌週から、マンジャロ2.5mgを始めて問題ありません。

Q:リベルサス14mgとマンジャロ何mgが同じくらいですか?

仕組みの違う薬なので、「何mgが同じ」という決まった換算はありません。切り替えるときは、どの量から来た方もマンジャロ2.5mgから始めます。

Q:両方を一緒に使ってもいいですか?

おすすめしません。どちらもGLP-1に働く薬で、重ねると副作用だけが強く出やすくなります。

Q:注射が怖いのですが、マンジャロは痛みが強いですか?

針はごく細く、本体に隠れていて見えません。痛みの感じ方には個人差がありますが、「思ったより平気だった」という方が多い注射です。怖さを減らすコツは、マンジャロが怖くて打てない…痛みへの不安をなくす打ち方にまとめています。

Q:保険は使えますか?

どちらも2型糖尿病の治療では保険が使えますが、体重を落とす目的での使用は保険のきかない自由診療です。

Q:やめたらリバウンドしますか?

どちらの薬も、やめると食欲が戻るため、体重が戻りやすくなります。いきなりやめず、量を少しずつ下げたり、仕組みの違う飲み薬に移したりして、体重を保ちながら終えるのがおすすめです。

まとめ

・マンジャロは週1回の注射、リベルサスは毎日の飲み薬
・体重を落とす力はマンジャロのほうが大きい。リベルサスは注射なしで始められるのが利点
・リベルサスは「起きてすぐの空腹時・水120mL以下・30分待つ」を守らないと効かない
・費用は始める量ならリベルサスが安いが、量を上げると逆転することもある
・切り替えはできる(マンジャロは2.5mgから)。同時に使う併用はおすすめしない

どちらにも良いところがあり、正解は人によって違います。迷ったときは、診察で目標と生活のリズムをお聞かせください。

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注射どうしで比べたい方へ。

マンジャロのオンライン処方はこちら
2.5mgは3ヶ月まとめ定期で月13,800円。診察料0円。

リベルサスのオンライン処方はこちら
3mgは月8,780円〜。診察料0円。

参考文献・出典

この記事は、以下の公的機関・論文が公開している情報を参照して作成しています(2026年10月時点)。

独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)「医療用医薬品 添付文書等情報検索」(マンジャロ皮下注アテオス、リベルサス錠)
Frías JP, et al. Tirzepatide versus Semaglutide Once Weekly in Patients with Type 2 Diabetes (SURPASS-2). N Engl J Med. 2021
Inagaki N, et al. Efficacy and safety of tirzepatide monotherapy compared with dulaglutide in Japanese patients with type 2 diabetes (SURPASS J-mono). Lancet Diabetes Endocrinol. 2022
厚生労働省「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」

マンジャロについて
未承認医薬品等(適応外使用)
マンジャロ(一般名:チルゼパチド)は、2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されています。肥満治療目的での処方は国内では承認されていません。2型糖尿病以外の治療目的に使用する場合は、適応外使用となります。
入手経路等
国内の医薬品卸業者より国内承認薬を仕入れています。

製造販売元:日本イーライリリー株式会社
販売元:田辺三菱製薬株式会社
国内承認医薬品等の有無

マンジャロと同成分で肥満症の承認を得ている医薬品としてゼップバウンドがあります。
諸外国における安全性等に係る情報
同一成分の注射製剤がアメリカ食品医薬品局(FDA)で肥満症治療薬として承認されていますが、諸外国でも美容・痩身・ダイエット等を目的とした使用は承認されていないため、重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。
医薬品副作用被害救済制度について

万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

※当サービスはすべて自由診療となります

リベルサスについて
未承認医薬品等(適応外使用)
リベルサス錠は、2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されています。肥満治療目的での処方は国内では承認されていません。2型糖尿病以外の治療目的に使用する場合は、適応外使用となります。
入手経路等
国内の医薬品卸業者より国内承認薬を仕入れています。
国内承認医薬品等の有無

リベルサス錠と同成分(セマグルチド)の注射製剤が、肥満症の治療薬として国内で承認されています。
諸外国における安全性等に係る情報
同一成分の注射製剤がアメリカ食品医薬品局(FDA)で肥満症治療薬として承認されていますが、諸外国でも美容・痩身・ダイエット等を目的とした使用は承認されていないため、重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。
医薬品副作用被害救済制度について

万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

この記事の監修者

中山 樹 医師
Itsuki Nakayama

資格
日本美容外科学会員/内科学会員/産業医テストステロン治療認定医/再生医療抗加齢学会正会員/日本再生医療学会正会員/厚労省指定オンライン診療研修修了 等

ダイエット診療のプロ
監修医師 中山樹

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