マンジャロは何ミリから始める?用量の上げ方と2.5〜10mgの違いを医師が解説

2026.09.12  
マンジャロの用量の上げ方と2.5〜10mgの違いを解説する記事のアイキャッチ画像

「マンジャロって、何ミリから始めるんですか?」
「いきなり5mgでもいいと聞いたのですが」
「どこまで増やせるものなんでしょう?」

用量についてのご質問は、診察でも本当によくいただきます。数字が5種類もあり、どれを選ぶかで効果も副作用も費用も変わるのですから、迷って当然です。

この記事では、2.5mgから10mgまでの全体像と、上げ方の考え方をまとめます。

目次

結論:全員2.5mgから。4週間ごとに見直します

まず押さえていただきたいのは、体重や体格に関係なく、全員が2.5mgから始めるということです。

これは「念のため」ではなく、吐き気や下痢といった胃腸の副作用を抑えるための決まった進め方です。体を少しずつ薬に慣らしていく、という考え方をします。

用量位置づけ目安の期間
2.5mg全員ここから。体を慣らす量4週間
5mg効果が出はじめる量。ここで続ける方が多い4週間〜
7.5mg5mgで物足りないとき4週間〜
10mgさらに必要と判断されたとき4週間〜
12.5mg/15mg主に糖尿病の治療で使われる量

マンジャロには12.5mgと15mgもありますが、体重を落とす目的の自由診療では、多くの方が5mgから7.5mgの範囲に落ち着きます。当院でお出ししているのも2.5mg・5mg・7.5mgの3種類です。

マンジャロを2.5mgから4週間ごとに5mg・7.5mg・10mgへ1段ずつ上げる流れを示す図
全員2.5mgから。4週間ごとに1段ずつ見直します

「いきなり5mgから」はできる?

よく検索されているご質問です。答えは原則としてできません

2.5mgを飛ばして5mgから始めると、吐き気や嘔吐が強く出て、続けられなくなる方が増えます。せっかく始めた治療を最初の1週間で断念することになりかねません。

例外は、すでに他院で2.5mgを1ヶ月以上使っていて、当院に切り替える場合です。この場合は前の用量を確認したうえで、同じ量から続けます。

「早く結果を出したい」というお気持ちは分かります。ただ、この薬は階段を1段ずつ上がったほうが、結果的に早くゴールに着きます

何ミリから始めるか、どこまで上げるかは診察で決めます。体重・持病・生活の状況をうかがったうえで、無理のない進め方をご提案します。

・来院不要、スキマ時間でオンライン診察
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・2.5mgは月16,800円〜
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上げるかどうかの判断基準

4週間たったら、次の3つを見て判断します。

見るところ上げる場合据え置く場合
体重の動き1ヶ月で1kgも減っていない月1〜3kg減っている
食欲以前とほぼ変わらない満腹が早い、間食が減った
副作用ほとんどない、または軽い吐き気や便秘が残っている

いちばん多い誤解が、「4週間たったら自動的に上げるもの」という思い込みです。そうではありません。

順調に減っているなら、上げる必要はありません。5mgのまま半年続けて目標に届く方はたくさんいらっしゃいます。量を上げれば副作用も費用も増えるので、いちばん低い量で効いているなら、それが最適な量です。

副作用が残っているうちは上げない

吐き気や便秘が続いているのに量を増やすと、まず間違いなく悪化します

この場合は、同じ量をもう4週間続けて体が慣れるのを待ちます。焦って上げて途中でやめてしまうより、ずっと確実です。

体重の動き・食欲・副作用の3点から用量を上げるか据え置くか判断する基準を示す図
この3つを見て、上げるか据え置くかを決めます

「2.5mgを2本打てば5mgと同じ?」

検索でよく見かける方法ですが、おすすめしません

理由は3つあります。

注射の回数が2倍になり、内出血や痛みの機会が増える
②2か所に分けて打つと吸収のされ方が変わる可能性がある
費用が安くなるわけではない

当院の料金でも、2.5mgを2本ぶん使うより5mgを1本使うほうが割安です。医師の指示なく本数を増やすことは避けてください。

用量を上げたら、副作用はまた出る?

出ることがあります。ただ、最初の2.5mgのときほど強くないことがほとんどです。

上げた直後の1〜2週間が山で、そこを越えると落ち着きます。あらかじめ知っておくと、心の準備ができます。

上げる週は、翌日に予定の少ない曜日を選ぶと楽に過ごせます。食事も、脂っこいものや食べすぎを避けて、消化のよいものにしておくと違います。

用量別の料金

用量4週間分(4本)3ヶ月まとめ定期
マンジャロ2.5mg16,800円/月13,800円/月(合計41,400円)
マンジャロ5mg25,800円/月21,800円/月(合計65,400円)
マンジャロ7.5mg41,800円/月35,800円/月(合計107,400円)

すべて税込・診察料込みです。定期購入は送料無料、縛りなし・違約金なしでいつでも休止できます。

費用の面から言えば、効いている範囲でいちばん低い量にとどめるのが賢い続け方です。

どこまで上げれば「終わり」?

用量に終着点があるわけではありません。目標の体重に届いたら、そこからは減らしていくのが基本の流れです。

いきなりやめるのではなく、5mgから2.5mgへ下げて様子を見る、間隔を空ける、メトホルミンやダパグリフロジンといった飲み薬に切り替える。やめ方にも段階があります。

増やす・据え置く・減らすの判断は、毎月の診察でご相談ください。体重の動きと副作用を見ながら、いちばん低い量で結果が出る進め方を一緒に探します。

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・2.5mg/5mg/7.5mgをご用意
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よくある質問

Q:マンジャロは何ミリまでありますか?

製品としては2.5mg・5mg・7.5mg・10mg・12.5mg・15mgの6種類です。ただし高用量は主に糖尿病の治療で使われるもので、体重を落とす目的では5mg前後で足りる方が大半です。

Q:途中で量を下げてもいいですか?

もちろん可能です。副作用がつらいときは、やめる前に一段下げることをまず考えます。下げても体重が維持できる方は少なくありません。

Q:5mgで効かなくなってきました。耐性ですか?

体重の減りが止まるのは、耐性ではなく停滞期であることが多いです。体重が減ると必要なカロリーも減るため、同じ条件では止まって見えます。量を上げる前に、食事量と活動量を一度確認します。

Q:何ヶ月で目標に届きますか?

個人差が大きいのですが、月1〜3kgのペースが目安です。10kg落としたい方なら半年前後を見ておくと、現実的な計画になります。

まとめ

全員2.5mgから。いきなり5mgは原則なし
・4週間ごとに「体重・食欲・副作用」の3点で見直す
・順調なら上げなくてよい。効いている最低量が最適量
・2.5mgを2本打つのはおすすめしない
・目標に届いたら、段階的に下げていく

用量は「早く上げた人が勝ち」ではありません。続けられる量を見つけた人が、いちばん結果を出します

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この記事の監修者

中山 樹 医師
Itsuki Nakayama

資格
日本美容外科学会員/内科学会員/産業医テストステロン治療認定医/再生医療抗加齢学会正会員/日本再生医療学会正会員/厚労省指定オンライン診療研修修了 等

ダイエット診療のプロ
監修医師 中山樹

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